Bodega Jordi Miró
セラー ジョルディ ミロはスペイン、カタルーニャ地方、タラゴナから内陸70kmほどの山岳地の小さな村にある家族経営のワイナリーです。 幼い頃からブドウ畑での仕事に勤しみ、プリオラートの生産者協同組合での醸造コンサルタントとして経験をつんだジョルディ・ミロ氏がホームタウンであるCorbera d'Ebre で代々受け継いできた畑のブドウを用いて2009 年にワイナリーを創業。父の代までは組合にブドウを売っていましたが、濃厚で力強いこの地域のワインの特徴とは一線を画した、自らの思い描くスタイルを求めてワイン造りを始めました。5haのヴィンヤードを義父と二人の娘の親子三世代で管理しています。オーガニック認証こそ取得はしてはいませんが、有機の基準に基づく殺虫剤や除草剤を用いない栽培方法のもと、酵母添加を行わない添加物の使用を極力抑えたワインづくりに取り組んでいます。ブドウの完熟度合いをコントロー ルすることでその特徴をうまく引き出し、仕上がりの味わいまで緻密に計算されたワインは味わいのバランスの良さが魅力。何杯でも飲みたくなるような日々の食卓に寄りそうワインが揃っています。 長女のアンドレアと、次女のアイーダはナチュラルワインの考え方に惹かれ、学業の傍ら醸造家としてのキャリアをスタート。「ブドウの野生酵母と最小限の人為的な介入」をコンセプトにワイン造りに取り組んでいます。この土地の代表的なブドウ品種であるガルナッチャを用いて、醸し、アンフォラなど醸造方法の違いによるシリーズを続々とリリース。栽培、醸造から販売までエネルギッシュに活動しています。